やどりきっ子通信(4~7月)
こんにちは、松田町定住少子化担当室の米山です。
この記事では、松田町の自然豊かな山間地域である寄地区の教育現場の情報についてご紹介いたします!
寄地区の教育機関としては、「寄幼稚園」と「寄小学校」があり、
幼稚園には6名、小学校には20名が在籍しています。(令和6年8月1日時点)
寄地区への移住をお考えの子育て世帯の方々からは、学校が少人数・小規模であることのメリットやデメリットについて、よく質問をいただきます。
この記事がすべての答えにはならないかもしれませんが、少しでも参考になりましたら幸いです。
※この情報は、寄幼稚園及び寄小学校が作成・公開している「園だより」「学校だより」等から情報を抜粋し、掲載しています。より詳しい情報は、園や学校の公式サイトにてご確認ください。
寄幼稚園のTopics
4月 園児3名が入園しました。
5月 園で"ハリーポッターごっこ"が流行。年少組の3人もすっかり園に慣れてきました。
6月 みんなで育てたジャガイモを収穫し、ポテトフライにして食べました。残りのジャガイモはお土産としておうちに持って帰りました。
6月 毎週木曜日の"探索DAY"の日に、園児たちの希望により、地域を流れる清流中津川に"おたまじゃくしとり"に出かけました。
6~7月 年長、年中さんを中心に試行錯誤しながら"ペットボトルいかだ"を作り上げ、中津川での河原遊びを楽しみました。
7月 みんなで作った"梅ジュース"をお楽しみ会でおうちの人にご馳走しました。
寄小学校のTopics
どんな学校が"楽しい学校"ですか?
"楽しい学校"を目指す寄小学校。
始業式で校長先生から児童の皆さんに向けてこんな問いかけがありました。
後日、校長先生のもとには、次のような意見が集まったそうです。
全員で遊ぶ学校
困っている人に声をかけて助け合う学校
自分だけでなくてみんなができるように工夫し合う学校
みんなが笑っている学校
生き物を大切にする学校
校長先生に直接意見ができるなんて、距離感がすごく近いですよね!
しかも、自分の意見を学校運営に反映してもらえるなんて、これぞまさに小規模校のメリットではないでしょうか。
また、"楽しい"というワードの主語が"自分"ではなくて"みんな"というところに、児童の皆さんの強い信頼関係が感じられます。4月に赴任された校長先生にとっても、とても感心する出来事だったそうです。
小さなコミュニティの中で、おじいちゃん・おばあちゃんや近所の人など、たくさんの人と触れ合いながら育つ寄地区の児童の皆さんならではの発想で作る"楽しい学校"が楽しみです!
【団らん♪】みんなで囲む出来立ての給食
松田町の幼・小・中学校は、それぞれの学校の中に給食調理室があって、毎日出来立てのあたたかい給食を提供しています。
寄小学校では、5月から、複数学年が食堂に集まって教職員と一緒に楽しく会食する"食堂給食"をスタートしました。
ある日、2年生のAさんにとって少し苦手なメニューが出てきました。その時の1コマです。↓↓↓
このような楽しいやり取りの他にも、児童の皆さんは、うれしかったことや困っていることなど、日々の様々な出来事を先生方に話してくれるそうです。この取り組みは、夏休み明けも継続されます。
ちなみに、栄養士さんも食堂給食で児童の皆さんと一緒に会食されているそうです。伺ったところによると、児童の皆さんそれぞれの味の好みはもちろん、苦手なものまで把握されていて、苦手なメニューを克服するために献立を工夫しているんだとか。子ども達にとっても、保護者の方にとっても心強い存在ですね!
以上が、4月から始まった1学期の取り組みの様子です!
寄地区の子どもたちにとって、夏の川はとっておきの遊び場のようですね。
おたまじゃくしやマスなど、地域で身近な生き物に直接触れて、夢中になって遊ぶ姿が印象的でした。
また、縦のつながりが強く、みんなで協力する姿もたくさん見られました。お兄さんお姉さんをお手本にして、ぐんぐん成長できる環境は、寄地区の特徴と言えます!
最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
まつだ暮らし部では、町民等の皆さんとの協働により、町での暮らしに関する情報を集約して発信していきます。
このnoteを通じて、町に住んでいる人はもちろん、いろんな人が松田を知り、松田に関わり、松田を語り合うきっかけを作っていきたいと思っておりますので、皆様、今後ともどうぞよろしくお願いします!