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松田町公式note[まつだ暮らし部]はじめます。

皆さま、はじめまして。
神奈川県の西部にあります「松田町」です。
この度、シティプロモーションを通じて、もっとたくさんの人と出会うために、noteをはじめました。

使い慣れていないため、しばらくは、見づらいこともあるかもしれませんが、何卒ご容赦くださいませ。

初投稿ということで、まず、私たちの町がどんなところか について、
少しだけ紹介させてください!


松田町ってこんなところ。

↑ ここでーす ↑

松田町は、神奈川県の西部にあり「足柄上郡」に属しています。
足柄山の金太郎は、皆さんご存じかと思いますが、その「足柄」です。
県内トップクラスの観光地である箱根や小田原にも、電車や車ですぐのところにあります。

都心へのアクセスは、電車であれば小田急線で新宿まで快速急行で75分程。たまの利用なら、ロマンスカーや小田原まで出て新幹線も便利です。

人口は、1万人と少し。
なんとか今の状態を維持しようと、日々がんばっております。

見てのとおり海はありませんが、山があります。
というか、ほぼ山です。

↓ 見てください ↓

いかがでしょうか、この大自然!
近隣の秦野市(画面右側)や開成町・大井町(画面下)の市街地と比べると、町のほとんどが自然であることがお分かりいただけるかと思います。(実際に、37.75 km²ある面積の94%が山間部なんです。)

空からみると、「ここ、住めるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心を。
松田町は、
自然豊かな場所で、のんびり暮らしたいわ
でも、週に数回都内への出勤があるんだけど…
という方にぴったりの町なんです。

松田町 超・簡易MAP

南北に細長い松田町は、大きく分けて2つの地区に分けられます。
1つは、小田急線やJR御殿場線の乗り入れがあって、東名高速道路大井松田ICにも近い市街地「松田地区」。
もう1つは、北側に位置していて、西丹沢の山々に囲まれた中山間地域「寄地区」です。

ところで皆さん、「寄」←これ読めますか?
よく、「より」地区と呼ばれるのですが、
この1文字で「やどりき」と読みます。難読地名ですよね。
地元では「やどろぎ」という人もいます。

すみません、話がそれてしまいました;;
それでは、次に、2つの地域それぞれの特徴をご紹介します。


コンパクトで便利な市街地「松田」地区

またまた空撮画像です

雄大な富士山に見守られている松田地区。
交通アクセスの便利さから、町全体の面積の1割程度の広さに、人口の8割以上が暮らしています。

松田地区には、私たちが働いている役場やハローワーク、県立病院、保育園、幼・小・中学校、高校などの施設があって、これらが駅周辺の歩いて行ける距離にぎゅっと集まっています。実は、松田地区にある小学校「松田小学校」は、全国4例目の木造小学校だったりするのですが、それはまた別の機会に…

松田地区はその昔、箱根越えの要衝、足柄街道の宿場町として栄え、その後東海道線(現在のJR御殿場線)や小田急線の開通に伴い、交通の要衝として足柄上郡の中心的な役割を担ってきたそうです。
宿場町の名残もあってか、現在でも駅前の商店街には、たくさんの飲食店が軒を連ねていて、地酒の松みどりや美味しいグルメを楽しむ人で賑わっています。チェーン店が少ないこともありますが、町民の皆さんは地元で長く続いているお店をよく利用されている印象があります。

ちなみに、松田町には「乾杯条例」なるルールがありまして、1杯目には地元のお酒や飲料で乾杯することになっています!(※「個人の嗜好及び意思を尊重するよう配慮するものとする」ことになっています;;)

ロマンス通り商店街(夜の方が賑わっています!)
仲町通り商店街(真正面に富士山!)
乾杯条例PRポスター

松田地区には川音川と酒匂川の2つの川が流れていて、
ワンちゃんのお散歩やランニング、
野球やサッカーの練習、
パークゴルフ、夏の花火大会、鮎釣り…など、
いろんな場面で川が生活を彩る要素になっています。

昨年、移住ガイドブックを作成する際に、町民の皆さんから写真提供をいただいたことがあったのですが、その時も川で撮ったお写真がすごく多くて、改めて川のある暮らしが松田らしさの1つなんだなと実感する出来事でした。

酒匂川河川敷(後ろは小田急線の鉄橋)
酒匂川町民親水広場にて地元少年サッカーの練習風景

神奈川の秘境!里山が広がる「寄」地区

寄バス停(終点)付近

寄地区は、県道の終点にある行き止まりの集落です。
どこかに行く途中で立ち寄ったりする場所ではないので、昔から人の往来は少ない方で、今ではなかなか見ることができない昔懐かしい風景と里山暮らしの文化が残っています。

寄にはじめての方をお連れすると、
よく「落武者の里なの?」と聞かれるのですが、そうではないらしいです。(その件についても、また別の機会に…)

松田地区と比べると標高が少し高く、昼夜の寒暖差が大きいことから、昭和40年代ごろから「お茶」の栽培が地域の基幹産業となり、今でも山の斜面にはお茶畑が広がっていて、"丹沢の山々"と"集落"の間で、営みの要素として里山の風景を形成しています。

GWが忙しい寄!(お茶刈りweek)

地元の人は、よく
「ここには何もない」と言いますが、
見る人が見れば「あれもある」し「これもある」ところだと思います。
それに、何もないと言っているその人が、ものすごく多彩な人(私は能力者と呼んでいます)だったりすることもよくあります^^

例えば…

  • なんでも手作り、お料理上手なお母さんたち

  • DIYを超えて、なんでも自前で作ってしまうお父さん

  • 山で捕った鹿や猪をきれいにさばく達人

  • 古道を復活させたパワフルすぎるおじさまたち

  • 山や川、どこでも遊び場に変える自由な子どもたち などなど

古の人々が通った道を守る人
おまつりで人気の手作り品を作るお母さん
教科書とか絵本でしか見たことがなかったリアル十五夜を軒先に飾るおうち

その土地の魅力って、何があるかとかももちろんなのですが、どんな人たちが暮らしているかも重要な要素じゃないかと思うんですよね🤔(←)
そういう意味で言うと寄は、本当におもしろいところです。自然と上手に付き合いながら、四季の恵みを取り入れたまめな暮らしを送っている方がたくさんいらっしゃいます。


松田町お立ち寄りスポット

この記事を読んで、少しでも町に興味を持ってくださった方がいれば、町の暮らしに触れられるお立ち寄りスポットをご紹介させていただきますので、是非この週末にでも1度いらしてみてください!
都心にお住まいの方なら、いろいろお調べいただくよりも早いかもしれません。

寄七つ星古民家 やえか ※予約制

春のやえか(外観)

おばあちゃんのおうちに遊びに来たような懐かしさがある築100年越えの古民家。寄の萱沼という集落の中心に位置しています。
地域の自然環境を存分に生かしたさまざまな移住体験メニューが用意されています。お試し滞在に利用することも可能ですので、里山暮らしに関心がある方や地元の人と交流して人脈を広げたい方は、是非ご利用ください!

NPO法人 仂(ろく)

寄地区で森林保全等の活動を行う地域コミュニティです。毎週水曜日に、中津川沿いにある仂のファクトリーで薪割りの定例会が開催されているほか、ウッドクラフトや古民家再生、野生動物観察など、里山の資源を活用したユニークな取り組みを展開されています。
「木」にちなんだ里山体験を入口に様々な人と触れ合うことができます。ご興味のある方は、ぜひ、ファクトリーに行ってみてはいかがでしょうか。(動きやすい服装で、軍手などもあるといいです!)

Community cafe たなーたん!

寄地区にある先輩移住者の池田さんが営むカフェです。本格的なインドの家庭料理を楽しむことができるだけでなく、ご希望の方には、移住相談も受けてくださいます。(お一人で切り盛りされているので、事前に連絡をしてください。)


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
まつだ暮らし部ではこれから、町民等の皆さんとの協働により、町での暮らしに関する情報を集約して発信していきます。
このnoteを通じて、町に住んでいる人はもちろん、いろんな人が松田を知り、松田に関わり、松田を語り合うきっかけを作っていきたいと思っておりますので、皆様、これからどうぞよろしくお願いします!

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