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あれから約1か月。担当の反省文。

やってしまいました。
スタートダッシュ、間違えてしまいました…
"失敗が人を成長させる"って本当ですか。
1か月前の自分。その企画、もう1回見直した方がいいよ…

町公式サイト、LINE等で発信したバナー

映える写真や、短いつぶやきでは伝えきれない、
魅力や価値の発信に向いているSNSとして注目されている note。

WEB検索などからnoteの記事を目にする機会も増えてきていますよね。
調べてみたら、なんと自治体向けのプランを無償提供されていると。
運営支援も手厚い!これは、導入しない手はないと思いました。

特に決め手となったのが、「複数のアカウントが1つのnoteを共同により運営できる(共同運営マガジン機能)」という点。

noteの運営を、町の担当者だけで進めていくのでは、
これまで取り組んできた、町公式サイトや公式SNSでの発信と内容も被ってしまうし、単に媒体が増えるだけになってしまいます。

移住担当になって、1年。
これまで十数件の移住相談を受けてきました。
移住の際の支援制度の案内であったりとか、子育て支援は何をやっているとか、公共施設がどこにあるとか、そういった公式の情報も確かに大事なのですが、
実際に相談者さまからよく聞かれた質問は、

"この地域の子どもたちは、放課後どこで遊んでいるの?"
"子どもを連れてランチするなら、どこがおすすめ?"
"この地区の自治会では、年間でどのくらい活動があるの?"
とか。
もっと言うと、

"そもそも、どんな人が住んでいるの??"
"松田町での生活って、ぶっちゃけどうなの??"

といったものが多く、
内容的に町の立場ではお答えがしにくかったり、ピンポイントでその地域に暮らしている方でないと答えられないような質問が結構多かったんです。

まだまだ経験が浅い身ではありますが、
松田町ならではの暮らし方が感じられる"生きた情報"が手に入る場所や機会を
オンライン上にも、現実世界(オフライン)にも作る必要があると感じていました。

そこで企画をしたのが、今ご覧いただいているこのnoteと、それを運営していくグループ"まつだ暮らし部"です。

それで、部員は集まった?

町公式サイト、部員募集ページより
町公式サイト、部員募集ページより
町公式サイト、部員募集ページより

このように掲示をして、いわゆる"市民ライター"の募集をかけたのが、いまから約4週間前のこと。
公開したときには、"どんな人が応募してくださるか楽しみだー"とか考えていたのですが、
募集を始めてしばらく経っても、申し込みがない

あれ?フォームのリンクが間違っていたかな。
と思い確認しましたが、異常なし。
気になって、以前シティプロモーションにご協力いただいた方など、何人かにお声がけをさせていただいたところ、次のようなご意見をいただきました。

  • noteを使ったことがないから、出来るかどうか不安

  • 町の代表として発信するには、文章が上手じゃないから…

  • 500文字以上という決まりがちょっと負担

  • 子育てしながら、オフラインでの集まりに出席できるかどうか…

…たしかに、その通り。
気軽に”じゃあ、やってみようかな"という内容ではなかった。
それに、説明も足りなかったと感じました。

協働による情報発信、これからどうする?

さて、noteを町民の皆さんと一緒に運営していくことについては、1度仕切り直し、
もう少し参加していただきやすい形で、再度募集をかけさせていただきたいと思います。そのときには、是非多くのご関心を寄せていただけますと幸いです!(改めて後日お知らせいたします。)

再募集に先立ちまして、
そもそも、このnoteを使って"まつだ暮らし部"で どんなことがやりたかったのか、
参考にしていた他自治体の取り組みを紹介させてください!

愛媛県宇和島市公式note

「みんなで創る、もうひとつの宇和島市公式ホームページ」として、宇和島市を知らない人に向けて情報発信をされています。
「みんなで創る」というコンセプトの通り、市の魅力を発信したいと思う市民の方を公募し、市公認の市民ライターとして投稿した記事を市公式noteで紹介することにより、ALL宇和島による魅力発信とシビックプライドの向上にもつなげていらっしゃるそうです。(宇和島市公式サイトよりhttps://www.city.uwajima.ehime.jp/site/uwajima-city-branding/shimin-writer-note.html

↑こちらのWEBマガジンに、市民ライターの皆さんが投稿された記事がまとめられています。
「〇〇に行ってみた!」などのレポート記事が多く、市での生活がリアルに感じられます。
もちろん、市民ライターの皆さんの記事だけでなく、市役所からのお知らせも充実しています!


岐阜県各務原市 かかみがはら暮らし委員会「寄り合い」

「まちを楽しむ人たちのコミュニティ」として、岐阜県各務原市を拠点に活動されている一般社団法人かかみがはら暮らし委員会さんが主催されている定期交流会です。「寄り合い」って名前も良いですよね。
月に1回、第一水曜日に市民公園に隣接するカフェ「kakamigahara stand」にて開催されています。

毎回、オンライン上で生配信されているので、昨年1度、見学をさせていただきました。
議題なし、ゴールなし」というコンセプトのとおり、様々な世代・ご職業の方が、活発に・自由に意見交換をされていて、しかも回数を重ねられているのに参加人数もすごく多くて(その時は20名くらい)、その様子を見ているだけでも、「各務原市、いいところ!気になる!」という思いになりました。

会を開くだけでも、何かとお忙しいかと思うのですが、
この「寄り合い」のすごいところは、毎回、交流会の様子をレポートとしてサイト上に公開されているところです。誰がどんな話題を提供して、どんな反応だったとか、かなり細かく紹介されていて、人にフォーカスされているのが伝わってきます!

オンライン上の情報発信に加えて、松田町は都心からも気軽に来ることが出来る距離ですから、実際に町に来て、町で暮らす人々と交流する機会も設けたいと考えていました。移住検討者さまだけをターゲットとするのではなく、町民の方同士、町のことが好きな方同士の情報交換の場としても機能すれば、より価値のある集まりになると思うので、まつだ暮らし部の活動の1つとして外せない取り組みと考えています。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
このnoteを通じて、町に住んでいる人はもちろん、いろんな人が松田を知り、松田に関わり、松田を語り合うきっかけを作っていきたいと思っておりますので、皆様、これからもどうぞよろしくお願いします!